【どのようなアイテムにも対応】7台のミシンを保有しています

薄手のレザーシャツから、重厚なレザージャケット、
財布、バッグといった多彩なアイテムまで
当店では、7台の専用ミシンを駆使し、
幅広い素材や形状に柔軟に対応しています。

縫製を担当するのは、繊細な仕立てを得意とする
熟練の職人。

表に見える縫い目の美しさや、
針孔の精密な一致など、
細部にわたるこだわりには特に定評があります。

また、多種多様な『押さえ』を取り揃えており、
通常のミシンでは難しいバッグの持ち手など、
特殊な形状のパーツも美しく仕上げることが可能です。

さらに「できる方法を考える」という姿勢のもと、
必要な部品が市販されていない場合は、
自社で製作して対応の幅を広げてきました。

レザーアイテムの縫製に関するご相談は、
どんなことでもお気軽にお寄せください。

【保有ミシン一覧】
MITSUBISHI LY2-3300(平ミシン 上下送り)
SEIKO BBWP-8BL 1本針仕様(ローポストミシン 総合送り)
JUKI PLC-1690(ハイポストミシン 総合送り)
HIGHLEAD GC2358-1(腕ミシン 上下送り)
SINGER LW103A(職業用ミシン)
baby lock 糸取物語(ロックミシン)
TREASURE FS-762(毛皮用カップシーマ)

【常識にとらわれない対応力】道具から自社製作する姿勢

私たちの基本姿勢は、
「なければ作る」という柔軟さ。

必要な道具はすべて揃えており、
場合によっては独自に製作することで、
他店で断られた修理にも数多く対応してきました。

「あれがないからできない」ではなく、
「これをどうすれば実現できるか」を常に追求。
その積み重ねが、高い対応力と
実績につながっています。

仕上がりのクオリティにも妥協はありません。
定規やカッターなどの道具一つひとつに至るまで、
作業内容やアイテムごとに最適なものを
使い分けています。

道具の有無が、修理をお断りする理由になることは、
もはやありません。

【彫金もお任せください】ネジ作成からロウ付け、再メッキでロゴの再現まで

  • 失われたブランドロゴの再現
  • 折れてしまったボタンの爪の修理(ロウ付け)
  • 剥がれたメッキ部分の補修(再メッキ)
  • クロスボタンの風合い出し(いぶし加工)
  • 市販にないネジの製作

皮革製品と金属はセットになっていることが多いので、
彫金は必須技術です。

当社では、すべての工程を可能な限り
内製化することを基本方針としています。

革製品の縫製・染色と彫金は、
まったく異なる専門技術を要するため、
一般的には分業体制で外注されることが多い分野です。

しかし当社では、縫製を担当する職人自身が
彫金まで手がけることで、
仕上がりのイメージのズレや
作業間のタイムロスを最小限に抑えています。

壊れたパーツのロウ付け修復や、
足の立て直しによる既存パーツの再利用はもちろん、

紛失したパーツを真鍮無垢材から
切り出して再現したり、
ロストワックス製法によるキャスト加工など、

一般的には対応が難しいとされるご依頼にも
柔軟にお応えしています。

さまざまな技術と手法を持ち合わせているからこそ、
お客様のご要望に合わせて、最適な加工方法を
ご提案することが可能です。

【染色技術にも自信】微細な色の違いも再現

染色は、感性と経験がものを言う工程ですが、
当社ではそれを理論と技術で再現しています。

タンナーが使うプロ仕様の染料・顔料を使用し、
色の調合を体系化。
どんな特殊な色合いでも再現が可能です。

さらに、コーティング剤の吹き付けによって、
質感やツヤ感の再現も可能。

ご要望のイメージにあわせて、
自由度の高い仕上がりを実現します。

なお、作業に最適な塗料については
常にさまざまな製品を試し
現在は4社から取り寄せています。

【使用塗料】
ユニオンペイント
lized(リゼット)
lecza(レクザ)
ユニタス

オーダーメイドも対応しております

当社では修理だけでなく、
完全オリジナルのオーダーメイド制作も
承っています。

有名ブランドやアパレルメーカーのアイテムなど
日々多様な修理に携わる中で、
多くのパターンに触れ、
それを自社の技術として吸収。

さらに、パターン制作の技術も
常にアップデートを行っております。

お客様のご希望に寄り添い、
世界に一つだけのレザーアイテムを形にいたします。

【まずはご相談ください】どんなご依頼にもチャレンジしています

映画撮影用の小道具の修理
人生を共にする愛車の内装の革張り
唯一無二のビンテージチェアの補修

当社では、一般的なバッグや衣類のリペアにとどまらず、
あらゆる革製品の要望に応えてきました。

撮影現場の要望に応じて
繊細な風合いを再現したり、

クラシックカーの内装に
新たな息吹を吹き込んだり。

さらには、もう手に入らない椅子の
座面や肘掛けを丁寧に補修し、
再び日常の中で使えるように蘇らせてきました。

映画撮影用のアンティークトランク

シボレーコルベットの内装革張り

革製品は、時が経つにつれ傷みやすく、
やがて“ただ飾っておくだけの存在”に
なってしまいがちです。

けれど私たちは、
“使い続けることこそが、革の本当の価値”
だと考えています。

だからこそ、「これからも使い続けるために」
「今よりもっと快適に使うために」
一つひとつのご依頼と真摯に向き合い、
最適な提案を行っています。

元の風合いや佇まいを損なわないよう、
素材や色、仕立てにこだわりながら、
大切な品にもう一度、命を吹き込む。
それが、私たちの仕事であり、誇りです。

これからも既成の枠にとらわれず、
お客様の“もう一度使いたい”という想いに応えられるよう、
さまざまな作業に挑戦してまいります。